スキルも実績もなかった30代会社員OLの私が、
初めて「自分の仕事の対価としてお金をもらった日」。
…と書くと、なんだかすごい出来事のようですが、
実際のところは、拍子抜けするくらい地味なスタートでした。
今日は「働き方の柱が増えた記念日」
バリバリ営業して案件を取ったわけでもなく、
「よし、フリーランスになるぞ!」と覚悟を決めたわけでもなく、
たまたま副業として声をかけてもらった小さなお手伝いでした。
それでもその日、
「これ、報酬です」と言われた瞬間、
今までのアルバイトや内職とは、
どこか違う感覚があったのを覚えています。
この日は、
人生で初めてお金を稼いだ日ではありません。
もちろんこれまでもお金を得た経験自体はありました。
でも、「働き方の柱として選択肢が増えた日」として、
今でもはっきり記憶に残っています。
副業の始め方を教えていただいたスクールを卒業したあと、
自分で稼ぐことにまったく自信がなかった私は、
スクールのお手伝いを無償でしながら
学びを深める、という方法を選びました。
まだ会社員でしたし、
自分がバリバリ稼げるイメージも持てていませんでした。
ただ、実際に成果を出している人がたくさんいるコミュニティで、
無償とはいえ、自分にも学べるメリットがあると思い、
できることをコツコツ手伝っていました。
しばらくして、そのコミュニティ内で
「有償で事務のお手伝いをしてほしい」
「会社でパソコンを使っているなら大丈夫だと思う」
と声をかけていただきました。
「報酬が出る」と聞いた瞬間の正直な気持ち
依頼された内容は、
正直なところ「え、これでお金もらっていいのかな?」
と思うくらいの、かなりシンプルな作業でした。
お手伝い自体は楽しくやっていたので、
「こんな遊びみたいなことでお金がもらえるの?」
という不思議な感覚。
でもその一方で、
「お金をもらってやる」ということに、
初めての重みも感じました。
たとえ金額が小さくても、
「引き受ける責任」が発生するんだな、と。
嬉しい反面、
ちょっと背筋が伸びるような、
そんな気持ちになったのを覚えています。
実際にお金をもらったときの感覚
「…あ、増えてる。」
会社員のときは、
お給料日は月に1回と決まっていて、
その日にしか口座の金額は変わりませんでした。
でもこの日は、
特別な日でもないのに、
自分の口座残高がちょっとだけ増えている。
「受け取り窓口がひとつ増えたんだな」
と、じわっと実感しました。
その日を境に変わった意識
それでも、長年培った「自信のなさ」が
すぐに払拭されるはずもなく。
でもそれまでの
「ちょっと稼げたらいいな」から、
「会社に縛られず働くのも、現実的かも」
という感覚に変わっていきました。
「思ってみただけ」の世界が、
少しだけ現実味を帯びた気がしたんです。
働き方の選択肢が、
ほんの少し広がった感覚。
まさにポケモンみたいに、
経験値を積んで進化した
あの感じに近いです。
マサラタウンから出なかったら
この感覚は得られなかったのかも。
今、振り返って思うこと
自分にとっては、
降って湧いたような出来事というより、
地続きの、地味な日々の延長でした。
想像していたような
ドラマティックな瞬間ではなかったけれど、
確実に「ゼロ → イチ」だったなと思います。
あの日がなかったら、今の自分はないんですよね。
次の記事では、
この小さな「初仕事」から、
どうやって仕事の量や関わり方が変わっていったのかを、
もう少し具体的に振り返ってみようと思います。
読んでいただきありがとうございました。

